昨日は思い立ってダウンジャケットを洗濯した。
4月は寒い日もあるので、毎年、冬物はそのままにしてある。
5月になるとさすがにそんな日はないから、5月から徐々に衣替えを始める。
とはいっても、母が亡くなった3年前の5月には異様に寒い日があった。
母が亡くなった日は真冬に戻ったかのように寒かった。


昨年の12月ごろからダウンジャケットを着て寝るようになった。
ユニクロのライトダウンである。
ウルトラライトダウンを発売する前に発売していたライトダウンジャケットである。
重さは400グラム。


もともとは外着にしていたのだが、12月からはすっかりルームウェア兼パジャマとなっていた。
そのダウンジャケットを洗濯した。


以前、ライトオンが「ウォッシャブルダウン」を発売していたことがあるが、そんな物をわざわざ開発せずとも、ダウンジャケットは基本的に水洗いが可能である。
外側の生地がウールやシルクなどのダウンジャケットなら水洗いしない方が良いが、オーソドックスなポリエステルやナイロン素材なら水洗いが可能だ。


洗濯機で水洗いするだけで首元の汚れは随分と緩和される。
もっときれいに洗いたいという人にはダウンジャケット専用洗剤の使用をお勧めする。


ダウンジャケットは水に浮くので、タオルでぐるぐる巻きに縛って洗濯機にブチ込む。
そして洗剤を入れずに水を入れて洗濯機のスタートボタンを押す。
あとは機械任せである。


何故水洗いが可能かというと、
まず、外側の生地のポリエステルやナイロンは基本的に洗濯しても、色落ちも縮みもしない。
そして、次に中に詰められている羽毛だが、基本的に水に強い。

羽毛に包まれた鳥が水に強いことから類推すれば容易に想像ができるはずだ。

外側の生地も中の詰め物も水に強いなら、それでできた衣服は水に強いはずである。
簡単な理屈である。


ただし、お湯や専用以外の洗剤を使うのはあまり良くない。
なぜなら羽毛の脂分がすべて溶けて流れ出てしまうからだ。
ドライクリーニングも同様の理由で望ましくない。


ダウンジャケットは本来「水洗い表示」されていても当然のアイテムなのである。


最近は、消費者から過度のクレームが来るために極めて消極的な洗濯ネームが付けられた衣服がある。


先日、バッタ屋の店頭に立っていたところ、ワンピース+ジャケットのセットスーツを購入したお客がいた。
で、なんだかんだと話を聞いていたところ、「手洗い不可になっているけどクリーニングに出すのかしら?」という話になった。

素材の組成表示を見ると、表地も裏地も「ポリエステル100%」だった。
芯地や付属などによほど特殊な物が使われていない限り、ポリエステル100%素材は洗濯機での洗濯が可能である。
ダウンジャケットのように水洗いする必要もなく、普通に洗剤を使っても構わない。

逆にポリエステル100%が洗濯不可ならこの世に洗濯できる衣服は存在しなくなる。

この商品は大手通販の在庫であり、大手通販には何か月も使用した後で返品してくる悪質なお客も多いから、おそらく自衛のためにこういう表示を付けたのではないかと考えられる。

しかし、それでも「ポリエステル100%」で「手洗い不可」はちょっとどうかと思ってしまう。
逆にドライクリーニングに出すことでポリエステル素材が色落ちする可能性も無きにしも非ずだ。
ポリエステル素材は、通常洗濯よりも場合によってはドライクリーニングの方が危険である。


最近はあまりにも安全策を取りすぎた洗濯ネームの表示が増えたが、なんだか釈然としない。