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南充浩 オフィシャルブログ

メンズのスマートなレインシューズを開発してほしい

2012年6月22日 未分類 0

 昨日、大阪市内は豪雨だった。
朝から雨だったが、正午前から豪雨となり、一旦、雨足は弱まったが深夜再び豪雨となった。

たまたま巡り合わせが悪く、昨日は午前中からずっと移動ばかりだったのだが、靴に水が染みるのがとても苦痛だった。「靴」だけに「苦痛」とかそういうダジャレではない。( ー`дー´)キリッ

移動中に人々の足元を観察すると、
男性の9割以上は通常のスニーカーかワークブーツ、ビジネス用の革靴を履いておられる。
一方、女性は近年増えてきたカワイイ色柄の長靴のほか、デザインは通常のショートブーツに見えるレインシューズを履いておられる方がかなり多く、通常のスニーカーやパンプスを履いておられる方はかなり少なかった。

もちろん、男性の中にも通常のビジネス革靴に見えるけれども、特殊な加工を施したレインシューズを履いておられる方もいたかもしれないが、それはかなり少数派だろうと推測する。

過去の知識に照らし合わせると、男性のレインシューズはかなり少ない。
ほとんど無いと言っても過言ではないだろう。

アウトドアテイストの商品で言うと「LLビーン」の定番であるガムブーツ(ビーンブーツ)か、「コールハーン」の防水革靴くらいしか思いつかない。

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(LLビーンのビーンブーツ)

ほかにもあるのだろうが、それほどメジャーな商品は見当たらないし、なぜかデザインがあまり良くない。
少しデザインされた男性用長靴もあるのだろうが、多くの場合、男性が長靴を履くと「魚屋の大将」にしか見えない。

通販サイトで調べると、ビーンブーツは11000~16000円という価格なので、この11000円を買うのが一番良いのかもしれない。
コールハーンのレインシューズは、現在も継続しているのかどうかわからないが、数年前は2万9000円の価格だったと記憶している。赤貧洗うが如しの筆者には手の出る価格ではない。

雨の日の足元は完全に女性の方が選択肢が多く、性能も充実しているといえる。
とくにカワイイ色柄の長靴が市場に投入されたのが契機となっており、あっという間に多数の商品が販売されるようになった。

男性用にももう少しレインシューズのバリエーションが増えても良いのではないかと思う。
需要は確実にあると思っているのだが、なぜか各社はあまり開発に力を入れていない。

価格も2万9000円ではなく、中間価格帯の物を充実してもらいたい。

日本は湿潤な気候で1ヶ月間梅雨がある。そのほかにも「春の長雨」「秋の長雨」があり、夏の夕立もある。あれこれ合わせると体感的に年間の3分の1くらいは雨なのではないかと感じる。

これほど雨が多いので筆者は「需要がある」と思っているのだが、いまだに開発されていないということは、各靴メーカーは「需要がない」と判断しているということである。

実際のところ、デザインがスマートなレインシューズという需要はあるのだろうか?ないのだろうか?
靴に詳しい方に教えていただきたい。

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