昨日プレスリリースの書き方の原則をまとめさせてもらった。

ところで、プレスリリースの分量はどれくらいが適切なのだろう?
個人的にはA4用紙1~2枚程度だと感じる。
写真や図表を入れても3枚に抑えるべきだろう。
字数については一概には言えないが、1000~1500字くらいが適正だろうか。
2000文字を越えると多すぎるのではないかと思う。

字数についてはケース・バイ・ケースだが、
あまりに多すぎるようだとそれは、プレスリリースではなく、レポートや報告書として別形態で提出すべきだろう。

毎回、必ず商品についてリリースをいただく先にヘインズブランズジャパンがある。
「ヘインズ」のTシャツ類や「チャンピオン」のTシャツ類、スエット類に関することがほとんどである。
合計枚数でいえばA4用紙10枚近くになる。

「おいおい、10枚も送られてるじゃねえかよ」と思われるかもしれないが、
単品ごとの紹介は写真を入れても1枚半ほどずつである。
その単品商品が数種類以上あるので合計枚数が10枚を越えるというわけである。

「もっと書きこみたい」「もっと書きこんで欲しい」という声を聞くことがあるが、
プレスリリースは小説やノンフィクション作品、ルポルタージュ作品ではない。
「書きこみたい」のであれば、そういう形状にして発表すべきである。

あくまでも「うちはこんなことやりますよ。良かったら取材に来て下さいね。基本的な事実とデータはすべて記しておきますから、ニュース価値はそれを読んで判断してくださいね」という性質の物である。

そういえば、先日、某社の展示会でリリースを2種類いただいた。
そのメーカーの新商品2種類についてである。
それぞれA4用紙1枚ずつにまとめられていた。

その場では指摘しなかったが、商品の説明文と写真しかない。
手抜かりである。
データとして、商品の店頭販売価格、サイズ展開、素材の種類、色展開の有無などが抜け落ちている。
これでは、商品についての説明が半分しかなされていないことになる。

本来であれば、例えば、

店頭販売価格 1575円(税込)
サイズ  S、M、Lの3サイズ
素材 綿75%・ポリエステル20%・ポリウレタン5%
色展開  白、赤、紺、黄色の全4色

というようなデータが必要となる。
これが抜け落ちているのは何とも残念である。

もし、機会が巡ってくるなら、やんわりと指摘してみたいと思う。