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南充浩 オフィシャルブログ

回復傾向がより鮮明なライトオンの1月売上速報

2012年1月25日 未分類 0

 ライトオンとジーンズメイトの1月売上速報が発表された。
12月21日~1月20日までの数値なので、年末年始のセールが含まれている。

ライトオンは
既存店売上高が前年比11・6%増
既存店客数が同15・7%増
既存店客単価が同3・5%減

ジーンズメイトは
既存店売上高が前年比9・9%減
既存店客数が同23・8%減
既存店客単価が同18・2%増

だった。

この2社とも年末からセールを始めており、今回の期間では、そのセールの実績が反映されている。

ライトオンは、売上高も回復しているが、それ以上に客数の増加が評価されるべきだろう。
何度も言うように、客単価が下がろうとも客数が伸びていればそれは「消費者から支持されている」と見なせる。
12月下旬から気温が低下したことと、セールに突入したことが相乗効果となり、単価の高い防寒アウターが動いた。

一方、ジーンズメイトは言わずもがなである。
ジーンズメイトからの商況説明によると
「冬物商品全般が年明け以降から減速したことで、厳しい結果になりました」とのことである。
どうやら年始のセールが振るわなかったようだ。

ちなみに、ライトオンの2010年1月度の既存店売上高は前年比3・5%減だった。
すでに2010年から下げ止まり傾向となり、微減にとどまっていたので、今1月の実績は明らかに回復基調である。

春物が立ち上がり始めたライトオンの今後に期待したい。

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