3年くらい前にビッグシルエットが復活したときには、すぐに廃れるだろうと思ったが、最近、これはもっと長続きすると思い始めた。
長続きするというよりは、一つのジャンルとして定着し、一定需要があり続けるのではないかと思う。

なぜそう思うかというと、

着ていて楽だから

である。

それに加えて、当方はブランドや商品によってMサイズが合ったり、Lサイズが合ったりする。
ユニクロなら大抵はMサイズで着られるが、品番によってはMではピチピチになってしまってLを着ることもある。
中途半端なサイズといえる。
ところが、ビッグシルエットだとそういう微妙なサイズ加減を心配しなくても済む。

試着をせずに買うことが可能になり、非常に楽である。
着ていて楽というだけでなく、買うときにも楽である。

2005年頃からのタイトシルエットの洋服は、試着なしで買うことは難しかった。
試着せずに買っても失敗しないのは、すでに手持ちの商品の色違いや柄違いに限られていた。

Lサイズなら大丈夫だろうと思って試着してみたら、それでもピチピチだったということも珍しくなく、そのたびに「試着して良かった。試着せずに買ったら失敗しているところだった」と胸をなでおろしていた。

ところが、ビッグシルエットの洋服はそういう失敗はない。
Mサイズで十分という場合が多く、最悪でもLサイズさえ買っておけば着られないことはまずない。

そういう意味ではビッグシルエットの洋服は非常に便利で利便性が高いともいえる。

これに加えて人気ファッションブロガーMB氏はこう考察されている。

ビッグシルエットの流行はいつ終わるのか?

しかし現代は「通販」がすっかりメインストリームとなりました。
すると試着もお直しも出来ません。ZOZOはあれだけの規模の通販サイトにも関わらずお直しは出来ないし、試着サービスもありません。(返品による試着は可能ですが、「試着サービス」と銘打ったものは存在しない)
だからこそ多くの人が「試着をしなくても買える服」を求めているのです。
そこで好まれているのがビッグシルエットなワケ。

とのことで、なるほど一理あるといえる。

通販、とくにネット通販の売り上げ規模は伸びており、メインストリームとまでいえるかどうかはわからないが、利用者数が増えていることは間違いない。

ネット通販は、当たり前のことだが試着ができない。
それを解消するためにZOZOTOWNはサイズ計測スーツを配布しているのだが、現在配布されているゾゾスーツは計測に大きな誤差が出ることが多いようだ。

なぜ、誤差が出やすいのかはこのブログでも以前に書いた。

設計思想の根本が間違っているので、小手先の修正ではどうしようもないのではないかと思う。

それはさておき。

ゾゾスーツのような計測システムが整備されない限りは、ネット通販は試着なしで服を買わねばならない。
サイトに明記されているサイズ表を見ながら、自分の身体のサイズと照らし合わせながら購入しなくてはならない。

十分に自分の身体のサイズと比べてから購入したはずなのに、何回かに1回はやっぱり小さすぎたり、大きすぎたりする商品が届く。
届くというか、自分が買っていてサイズ選びに失敗しているのである。

ところがビッグシルエットの洋服はそういう失敗が減る。

返品交換無料というサイトもあるが、いくら無料とはいえ、梱包は自分でやらねばならないからめんどくさい。
ビッグシルエットの洋服はそのめんどくささを軽減してくれることが多い。

またMB氏はこうも指摘している。

リラックスしたスタイルに少々飽きを感じつつも、それを捨てることが出来ない新しいトレンドにどうしても移ることが出来ないのは「試着がすっかり嫌いになったから」に違いありません。

通販で「試着をしないで購入すること」に慣れてしまったせいで、実店舗でも試着の件数は少なくなっていると聞きます。
大きめサイズを選んで試着しないで買う人が市場には増えている様です。

とのことで、試着は実際にめんどくさいから、やらずに済ませるなら済ませたいと当方ですら頭のどこかでは思っている。
しかし、スキニージーンズとかピッタリしたスーツは試着なしで購入するのは至難の業だし、失敗する可能性が高い。

以前にも書いたが、Amazonではるやまの9000円に値下がりしたスーツを買ったことがあったが、ジャケットが小さすぎて返品したことがある。
いわゆるジャストサイズのピッタリしたスーツだったからだ。

もし、これがビッグシルエットのスーツだったらどうだろう?
恐らく返品するほど着られない商品を選んでしまう事態は少なくなるだろう。

そしてこれが、2010年までなら、ビッグシルエットはいずれ廃れて、市場から姿を消してしまっただろうが、今のファッションはジャンルが細分化され、併存するように変わっているから、ビッグシルエットは一つのジャンルとして存続し、今後も一定の需要を集めると考えられる。

90年代後半のBボーイみたいな極端なビッグシルエットは廃れるだろうが、少しゆとりのある感じのビッグシルエットはその利便性故に今後も需要はなくならないだろう。

そんなわけでビッグシルエットは一過性のトレンドではなく、息長く存続するだろうから、今年買ったビッグシルエットの服が来年には着られなくなるということはないだろう。

また今夏のバーゲンでも投げ売り品を買っても息長く活用し続けられるだろう。

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ジーンズの洗い加工はレーザー光線で行う時代
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こんな感じのすこしゆとりのあるビッグシルエットは息長く続くと思う