先日、無印良品で値下がりしていたメッシュスニーカーを買った。
実は黒いスニーカーを持っていなかったので、黒を買ってみた。
定価5990円が2000円(税込み)に値下がりしており、実に4000円引きである。
あと、ライトグレーと紺があった。

疲れにくいかどうかを早速、立ち仕事で試してみた。
立ち仕事は、もちろん、在庫処分店ラック・ドゥの店頭業務でだ。

6時間以上の立ち仕事で足裏が痛くならなければまずまずの履き心地と判断する。
逆に足裏が痛くなれば、立ち仕事にはその後履かないようにする。

これが自分の基準である。

結果は見事に足裏が痛くならなかった。
今後愛用することに決めた。

このスニーカーの特徴はアッパー素材がふにゃふにゃであるところだ。

下げ札の説明書きを読むと、「かかと部分の芯材をなくして足あたりを良くした」と書いてある。
たしかにかかとはふにゃふにゃで、かかとを踏んでも履けるくらいだ。

そのほかのアッパー部分も通常のポリエステルメッシュスニーカーに比べて柔らかい気がする。
もしかしたら単なるプラシーボ効果なのかもしれないが。

アッパー素材がふにゃふにゃだからホールド感がなく、頼りないと感じる反面、足先への圧迫感はほとんどない。
まるで履いていないかのようだ、といえば言い過ぎだが、通常のスニーカーに比べてそれほどソフト感がある。

今後、注意が必要なのは耐久性がどれだけあるかだと思う。
芯地が無くて柔らかいなら耐久性が低い可能性がある。
逆に固くてガッシリしたスニーカーはアッパーに耐久性がある。

それにしても芯地を排除して柔らかいスニーカーを作るとは、無印良品の企画力はすごいと感じる。

通常のブランドだと、耐久性を犠牲にするだろうから、こういう商品は開発しない。
ABCマートを筆頭とする靴専門店ではあまりこういう商品は見かけない。
恐らく、スポーツ競技には不適合なのだと思う。だからまともなスポーツブランドは芯地を使わないスニーカーなんて作らない。

しかし、一般人の街履き用と割り切ってしまえばこういうアプローチも可能で、快適な履き心地を提供できる。

国内のアパレル業界には、いまだに、無印良品やユニクロなどの低価格ブランドの企画力を侮っている人が多くいる。
またアネロのリュックを馬鹿にしている人も珍しくない。

ところが、そういうアパレル業界人が作る商品は十年一日のごとくまるで変化も進歩もない。むしろ退化している。

ごく少数のマニアに向けるならそれでもOKだが、彼らはマス層に売りたがっていて、その言動には矛盾がある。
例えば、バブアーのオイルドコットンジャケットなんて、ぬるぬるするしオイルのニオイがするし、通常に着るには極めて不便である。
昔ながらのマッキントッシュのゴム引きコートだってそうだ。不便極まりない。

だから、いくら渾身の力を込めて叫んだところで、マス層には広がらない。おまけに値段だけは高いから、こんなものがマスに広がるはずがない。

だが、それらを支持する少数のマニアは存在する。
そういう商品なのだから、彼ら向けに細々と継続すれば良いだけの話で、それを「本物だ」と言って大衆に押し付けようとするから、売れない。いくら「本物」でも高くて不便な商品なんて売れるはずもない。そんな物好きはどこの国にもごく少数しか存在しない。

逆に無印良品に限らず、低価格ブランドの方が最近ではこういう挑戦的な企画が多い。
ワークマンの高機能ウェアだってそうだ。

個人的には、大資本を手にした低価格ブランドと、資本力・企業体力に劣る昔ながらのアパレルはますます格差が広がると見ている。
逆転の可能性はほとんどゼロに等しいだろう。

ところで、現在、当方の手持ちのスニーカーで「立ち仕事で疲れにくいランキング」を発表したい。
もちろん体型やら足の形に個人差があるから誰にでも適合できるものではない。あくまでも参考程度に。
この無印良品のスニーカーもランクインしている。

1位 ナイキエアマックスインビガープリント

2位 リーボックフューリーライト

3位 無印良品の芯地のないメッシュスニーカー

4位 無印良品の疲れにくいスリッポン

5位 無印良品の疲れにくいキャンバススニーカー

となった。
心残りは、評判の高いリーボックポンプフューリーを試せていないことである。
幾人もの人から「めちゃ疲れにくい」という評価を聞いているのだが、残念なことに安売りされていない。
高いと2万円を越えるし、安くても1万円以下では見たことがなく、当方が得意とする5000円以下でたたき売られているのを見たことがない。

いつか金持ちになったあかつきには、1万円くらいのポンプフューリーを購入して試してみたいと思う。

1位は、今年の正月にアダストリアの通販サイトドットエスティで買ったナイキエアマックスインビガープリントである。
アッパーの圧迫感もさほどなく、立ち仕事でもほとんど足裏が痛まないナイキのエアクッションはすさまじい。
これは定価9000円が6000円に値下がりしたのを買った。

異なる色柄なら、ネット検索すると5000円に値下がりしているものもあるので、今度はそれを買ってみたいと思う。
値段もさほど高くなく、抜群の疲れにくさなので何色かそろえても損はしない。

2位のリーボックフューリーライトは無印のメッシュスニーカーとは設計思想が逆で、アッパーはめちゃくちゃに固い。
かかとと足側面にはガッシリした芯地が入っているらしく、めちゃくちゃ固い。
当初は何度か靴擦れができた。痛かったよう。(ノД`)・゜・。

クッション性はエアマックスには劣るが悪くない。ただしアッパーが固いので履き慣らすには時間がかかる。

3位はこの芯地のないメッシュスニーカーで軽量とリラックス感を評価した。
ソールのクッション性も悪くない。

4位・5位は無印のキャンバススリッポンとキャンバススニーカーで、「疲れにくい」と謳っているのは嘘ではない。
簡素なローテクキャンバススニーカーでここまで疲れにくいのは、驚く。
おまけに低価格で、シーズン終わりごろには1990円にまで値下げされて売られている。
これこそ何色かそろえても損はしない。

ただ、アッパーがキャンバス素材なので、真冬に着用するにはちょっと寒々しい印象を与えるかもしれず、その点を考慮して4位と5位にした。

まだ様々なスニーカーを持っていて何度も履いているが、この5足に及ぶ「疲れにくさ」はない。
この5足以外は捨てても惜しくないとさえ思う。

靴においては、無印良品がジーユーよりも進んでいると感じる。機能性もデザイン性も両立させつつあるから、昔ながらのブランドはますます窮地に追い込まれるだろう。当方は高みの見物と決め込んでいる。

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プライベートブランド「ZOZO」の生産システムは、現時点では「完全オーダーメイド」ではない
https://note.mu/minami_mitsuhiro/n/nc6e9da2bffeb

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