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南充浩 オフィシャルブログ

塩が白く噴き出るTシャツとそうでないTシャツの違いがわからない

2017年7月6日 商品比較 0

 今日は単なる愚痴である。

7月に入ってからさっそく、最高気温34度という日があった。
暑さが苦手なのでなんともつらい。
空気が熱いということ自体が耐えがたいほど不快だし、汗っかきなので、四六時中ずっと髪の毛が濡れて、襟足を汗が流れているという状態が不快である。

で、中高年男性はけっこう汗っかきの人が多いから、先日「嫌な季節が始まりましたね」という会話で盛り上がった。

お互いの悩みの種は、「着る服を厳選する必要がある」ということ。

大量の汗をかくので、薄グレー、ミディアムグレーはまずダメだ。
常にボトボトに濡れているのが丸わかりでみっともない。

水色やピンク色なども同様である。

汗で濡れていても比較的目立たないのは経験上、白、紺、黒の3色である。

ただし、白は生地が薄いと濡れてスケスケになるからこれもまたみっともない。
近年は生地の薄いTシャツ、ポロシャツが増えているから、そういう白は1枚では着用できず、タンクトップやグンゼYGカットオフなどと重ね着する必要がある。

6オンス以上の分厚い生地でない限り、白は濡れるとスケスケになる。

イケメンなら良いだろうが、50歳手前のオッサンでは見せられる方も迷惑である。

紺と黒は少々薄い生地でも濡れてもスケスケにはならないが、こちらはこちらで困ることがある。

大量の汗をかくと、乾いたときに生地に白い塩の結晶が残ってしまうことがある。

今まで、いろいろな紺色、黒色のTシャツを着用してみたが、塩が残る商品とそうでない商品がある。
この因果関係はよくわからない。

もし、ご存知の方がおられればぜひともお教えいただきたい。

生地の厚さは関係がないようだ。

ぶ厚い生地でも塩が残る商品もあるし、薄い生地でも塩が残らない商品もある。
組成もあまり関係がないようだ。
綿100%でも残る物もあれば残らない物もあるし、ポリエステル混でも残る物もあるし残らない物もある。

また、吸水速乾素材でも塩が残る物もある。

この差は何だろう?よくわからない。

業界のベテランにも折に触れて聞きまわっているがわからない。

この謎が解明できれば、紺と黒のTシャツ、ポロシャツを買う際にも随分と失敗がなくなるのではないかと思う。

汗で濡れているより、塩で白くなる方がみっともない。

例えば、この無印良品の紺のフェイクレイヤードポロシャツ。
生地は鹿の子ではなく、通常のTシャツみたいな生地である。
多分5オンス未満の薄さではないかと思う。

IMG_3136

買ったのはもう5年以上前で、今時このフェイクレイヤードっぽいデザインはちょっと流行遅れで着用にはためらいを感じる。

しかし、どんなに汗をかいても今まで塩が噴き出たことがない。
だからついつい着用してしまう。
まあ、50歳手前のオッサンだから流行遅れの服を着ていてもそんなに問題はないだろう。

こんな感じで、何度か着用してみて、塩が噴き出ないことを確認してから、レギュラーとして着用するようにしているが、こればかりは実際に着用してみないとわからない。

汗をあまりかかないという羨ましい人や、通勤以外はほぼ内勤でそれほど汗をかかないという人は、そこまで深刻な悩みではないだろうが、外回りをしたり外で作業をしたりする人は、塩が噴き出るというのは結構深刻な悩みではないかと思う。

夏に向けた機能商品は様々発売されている。

一番多いのは吸水速乾だろう。
続いては消臭だとか防臭ではないか。
あとは着た瞬間だけヒヤっとする接触冷感というのもある。

しかし、根本的な「暑さ」は解決できないし、汗は止まらない。

最近は汗で濡れているのがわからないという「汗ジミ防止加工」のTシャツやポロシャツが各社から発売されている。

実はこれが現段階では、もっとも夏に適した機能商品ではないかと思う。

今日も最高気温は31度になるらしいので、塩の噴き出ない服を選ぶしかない。
やれやれ。

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