さて今日はお気楽に。

異様に暖かい日があったと思ったら、急に寒波が来たりして、春先の気温はまさしく三寒四温である。
ワールドのブランドではない。

関西では、東大寺のお水取りが終わるまでは毎年こんな感じで気温は変化する。
お水取りが終わるのはだいたい3月15日前後である。

今は寒い日もあるが、あと2カ月もすれば暑い日が増えて、確実に今年も夏が来る。
毎年、夏は憂鬱である。
夏という季節が嫌いだ。

まず、何もしなくても汗をかくから嫌いだ。
汗をかく量がおそらく、平均よりも多い。
汗をかくと乾いてからベタベタするし、服はずっと濡れたままなので不快指数100%である。

そして何よりも空気が熱いというのが嫌いだ。
少し冷たいくらいの空気の方が好きだ。

そんなわけで、夏は大量の汗をかくから嫌いで、これはどうしようもない。
裸になっても汗は止まらない。

夏向けに各社はさまざまな商品を発売してきた。
吸水速乾、防臭、汗ジミ防止、接触冷感などである。

結局、どれも夏の不快の根本を取り去ることはできない。
吸水速乾を着れば、濡れた服を着続ける不快感は多少軽減されるが、汗そのものが止まるわけではないし、Tシャツやポロシャツなどのように外着として着るなら、まだその効果は多少感じられるが、肌着として着ると、上に着るシャツやジャケットに吸水速乾機能がないと、結局はシャツやジャケットがボトボトに濡れてしまうことになる。

他人から見たら、シャツやジャケットが異様に濡れていてみっともない。

防臭はまあ、必要だと思うが、購買・着用の決め手としては弱い。
これがあるから買おうとか着たいとは思わない。

接触冷感は着用した瞬間はヒヤっとするが、そのうちに体温と外温で温まってしまう。

夏向けの理想的な商品は、吸水発熱と反対の「吸水冷却」機能ではないか。
ヒートテックは吸水発熱効果があり、汗を吸って蒸発するときに繊維が発熱する。
だから汗をかかないとヒートテックは原理的には暖かく感じない。

これと逆の機能で、「吸水冷却」があれば夏向けの衣料品にうってつけだと思う。
汗を吸って蒸発させる際に繊維の温度が下がるのである。
身体を冷やせば汗の出る量は減る。汗をかかずに済むのではないか。

しかし、現実にそんな商品は存在しない。
無い物ねだりをしても仕方がないから、筆者のように汗かきに一番適しているのは、汗ジミ防止機能ではないかと思う。

先日、ジョンブルの今春夏向けの展示会にお邪魔した。

新商品として「汗ジミ防止」Tシャツが出展されていた。
汗を吸っても表面には出てきにくい加工が施されており、Tシャツが汗で濡れても変色しにくいという機能がある。

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(ジョンブルの汗ジミ防止Tシャツ)

この「汗ジミ防止」機能のTシャツやポロシャツは、3年くらい前からあちこちのブランドで発売され始めており、ジワジワとそのブランド数が広がっている。

筆者が最初に買ったのは3年くらい前の無印良品で、Tシャツとポロシャツを買った。
もちろんバーゲンで値下がりしてからであることは言うまでもない。

翌年もTシャツを買ったのだが、昨年夏にはこの商品が店頭に並ばなくなって、残念ながら買い足せなかった。

昨年夏は、ジーンズメイトで「ゼロステイン」の名前でTシャツ、ポロシャツが売り出され、店頭をウォッチしている範囲内では、特定の色は売り切れていたのでまずまずの売れ行きだったのではないか。
価格もほとんど下がらずに秋まで売られていたので、製造原価がよほど高いか、売れ行きがそこそこ好調だったのではないかと思う。

もう少し下がったら買おうと思っていたが結局は値下げされずに買い逃してしまった。

今回はジョンブルでも発売されるので、もっと多くのブランドからも「汗ジミ防止」機能の商品が発売されるのではないかと期待している。
ユニクロかジーユーでもやってくれないかなあ。

結局、「吸水冷却」機能が実現できない時点で、どんな機能を付けても夏場に吹き出る汗は止められない。

吸水速乾は良い機能だと思うが、上に重ね着する物にもその機能がなければ意味が無い。
通常の肌着よりもシャツやジャケットには汗ジミが多く出てきてしまう。

となると、汗は止められないから、汗ジミを見せにくくするのが夏場に一番ふさわしい商品といえるのではないだろうか。

まあ、そんなわけで、今年の夏は汗ジミ防止のTシャツとポロシャツをもう少し買い足そうと思う。もちろん投げ売り価格で。(笑)
それにしても6月から9月末までの暑い期間は毎年憂鬱だわ~。