明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

正月恒例のバーゲンに行ってきたのだが、ここ2~3年の間は、1月2日のバーゲンで買う物が年々減ってきていたが、今年はその中でももっとも洋服を買わなかった。

理由は12月中に目ぼしい物が大幅値下げされて、それを買っていたからで、1月2日の初売りバーゲンではユニクロで1990円(税抜き)に下がったスリムフィットチノパンを2本買っただけに終わった。
しかもアプリの「100円引き」クーポンを使った。

正月バーゲンの集客力が落ちているという印象はない。
やっぱり開店30分前から何百人も行列を作っている。

各テナントも一様に混雑している。(一部には閑散とした店舗もあったが)

今回は、朝の9時40分ごろから、あべのキューズモールの開店待ちに並んだ。
とりあえずの目的は1月1日・2日限定割引のスリムフィットチノパンを買うことである。
色は黒と紺を考えていた。

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(開店前の行列)

平常の開店は10時だが、毎年1月2日は行列客を待たせないためか、9時50分ごろに開店する。
開店と同時に1階のユニクロに向かったが、ここは閑散としていた。

行列客の8割がたは、各テナントショップの福袋が目当てだったようで、そちらに散っていった。
開店直後のユニクロは空いており、ほぼ筆者の貸し切り状態だった。

で、目当てのスリムフィットチノパンを試着して、購入して、裾上げを依頼して店を離れた。

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この間、だいたい15分間くらいである。

10時5分ごろにはもうユニクロを離れたが、この時点でもまだユニクロはガラガラだった。
裾上げが終わる予定は10時25分なので、それまで、周辺をブラブラして覗いてみた。

あべのHOOPにあるGAPを覗いた。
GAPの売り方にはたまげた。

元旦のメールマガジンで知っていたのだが、「どれでも好きな服5点で5000円、12点で1万円」という異例の売り方を行っていた。

お得といえばお得なのだが、筆者がGAPでほしいと思う服は5点もない。ましてや12点なんて多すぎる。
ボタンダウンのデニムシャツが値下がりしていればそれだけを買おうと思って覗いたのだが、まだ7900円から下がっていなかった。

これにあと4点足して5000円で買うという選択肢もあったが、あと4点もほしい服がGAPにはない。
要らない服をあと4点買っても、置き場所に困るだけなので、何も買わずに店を離れた。

恐らく、過剰在庫処分を目論んだのだと思うが、「どれでも好きな服が5点5000円・12点1万円」という売り方はちょっと斬新すぎたのではないか。
逆にGAPのブランドイメージを今よりも引き下げることにはならないのだろうかと心配になるが、所詮、他人の会社なのでどうなっても筆者には関係ない。

で、10時半ごろにユニクロにお直しされたズボンを受け取りに行くと、もう店の外にまではみ出すほどのレジ待ちの行列ができていた。

あべのキューズモール店のレジ台数は最大でおそらく30台を越える。それがフル稼働して、なおかつ店の外にまで行列ができるくらいだから、なんだかんだ言ってもユニクロの集客力はすさまじい。

よく、ヘッポコメディアが「ユニクロ失速、〇〇急浮上」なんて記事を書いているが、急浮上しているといわれる〇〇の店外にレジ待ちの行列ができているのは見たことがない。
あるとすればジーユーくらいである。

ちなみに〇〇にはしまむらとかアダストリアとかストライプインターナショナルとかが入るが、そのどれもの店でそこまでの行列ができているのはいまだかつて見たことがない。

土台、ユニクロの売り上げ規模よりもケタが1つ少ない。
それを同列に並べて論じるからおかしいのである。

裾上げされたスリムフィットチノパン2本を受け取って、自宅へと戻った。

今回の正月バーゲンで感じたことは2つ

1つは、正月バーゲンの行列はユニクロ以外の店の福袋が第1目的で、それを購入してからユニクロへ客は流れるということ。

もう1つは、これは年末にも書いたが、正月バーゲンの意義がどんどん薄れているということ。

である。

今年は特に顕著だったが、12月中に各ブランドとも本格値下げを行っており、本来なら正月バーゲンまで値下げされない防寒コート類もすでに12月中に半額とか6割引きにまで値下げされていた。
当然、筆者も含めた消費者は「正月まで残っているかどうかわからない」と考えて12月の時点で購入する。
セーター類も同様の動きである。

そうすると、正月バーゲンで買う物は福袋くらいということになる。

百貨店ブランドや一部のファッションビルブランドはこの動きはなかったかもしれないから、すべてがそうだとは言わないが、相当数のブランドで12月中での本格値下げが目立った。

この動きが今後、業界に定着すると、正月バーゲンは福袋以外に目玉商品がなくなるということになる。
多くの消費者は12月中に目ぼしい物を買い尽くすという消費行動になる。

それについてのメリットもデメリットもあるだろうが、いずれにせよ、2016年秋冬のような値動きが2017年以降も続くなら、正月バーゲンの存在感はどんどんと薄れていくだろう。

正月のバーゲンは、ユニクロで値下げ品を2枚~3枚だけ買ったなんていうことが常態化することも珍しくなくなる可能性がある。



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2015-11-23