クリストフ・ルメール氏が監修するユニクロの新ライン、ユニクロUが9月30日に発売された。

何人かブログでも書かれているが評価は概ねその通りだと思う。
ところで、ユニクロUの「U」は何のUだろうか?
アンダーカバーのUではないだろう。よくわからない。

まあそれはさておき。

ルメール氏とのコラボは昨年秋冬の「ユニクロ&ルメール」が最初で、今春夏もそれが継続された。
今秋冬からはコラボではなく、ルメール氏がユニクロとガッチリと契約をして新しいラインを立ち上げたということになる。
この体制がいつまで続くのかはわからない。
好調なら中長期にわたって続くだろうし、売れ行きが大したことがなければ案外短く終わるのかもしれない。

実物を初日にほぼ全型見た感想だが、昨年秋冬の「&ルメール」の方が良かったなあ。というのが正直な感想である。今、定価で買わなくてはならない物は何一つなかったと感じる。
値下がりするまで待てばよいと思う。
もし、売り切れたってそれほど惜しくはない。

人気ブロガーのMB氏は、昨年秋冬のルメールを100点とすると、今春夏が80点で、今秋冬のユニクロUは70点と評されているが、まあ妥当な評価だろう。
30点という点差が適切かどうかは人によって異なると思うが、昨年秋冬、今春夏、今秋冬の順に商品が良いというのはほとんどの人が納得するのではないか。

http://www.neqwsnet-japan.info/?p=10234

その中でも「定価で買っても良いかなと思えるアイテム」を挙げるとするなら、みなさんならどれを選ばれるだろうか?

筆者はブロックテックのトレンチコート(定価9990円)を選ぶ。

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シルエットはダボっと大き目で、トレンドのラインではないし、生地もちょっと固めだが、ブロックテックという透湿防水の機能素材を使っている点である。
ユニクロの通常のブロックテックパーカは7990円が定価なのだが、2000円アップだけしか変わらないので、これが最優秀商品ではないかと判断した。

シルエットが大き目なのはワンサイズかツーサイズダウンして着れば何とかなるのではないかと思う。

もう1点挙げるとするなら、ウルトラライトダウンコンパクトジャケット(6990円)である。

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通常のウルトラライトダウンよりも1000円高いが、単体のアウターとしても様になるデザインが施されているのと、袖口がリブになっており、インナーとしても活用しやすい。
通常のウルトラライトダウンよりもデザイン的な工夫がなされている。

一方、山田耕史さんはこのトレンチの評価点が低い。
シルエットがダボっとしすぎているのが気になるようだ。
http://t-f-n.blogspot.jp/2016/10/uniqlo-u.html

彼が挙げるのはコットンツイルイージーパンツ(3990円)である。

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クライミングパンツのようなイージーベルトが内蔵されている。
ここが気に入ったようだ。

山田さんとは何度かお目にかかっているが、スポーツ系ファッションがお好みである。
クライミングパンツ的なデザインは山田さんにとってはお気に入りのポイントといえるだろう。

筆者がこれをあまり評価しなかったのは綿100%素材でストレッチ混ではないからだ。
ある程度細身シルエットにまとめられたズボンでノンストレッチ素材というのは穿いていて苦痛だからだ。

どうもルメール氏はストレッチ混素材が好きではないようで、昨年秋からの&ルメールでもズボンはほとんどがノンストレッチ素材だった。
今春のイージーパンツやショートパンツなんて990円とか790円にまで値下がりして投げ売られていたが、結局買わなかった。綿100%素材だったからだ。
それほどに筆者はノンストレッチ素材のズボンが嫌いだ。

まあ、ユニクロUの評価はそんな感じである。

年末年始に値下がりすればセーター類なども買うかもしれないが、それまでは静観である。
先に挙げた2品番をどうするかで迷っている。
買おうか、買うまいか。
値下がりするまで待つべきか否か。

まあ、そんな感じである。

あとはユニクロがこのラインをどれほど大量に作りこんでいるかどうかだ。
極度に「機会損失」を恐れる柳井正会長は、おそらく大量に生産していて、とくにシャツ、カットソー、セーター類は確実に余って投げ売られると見ている。
そのときにいくつか買うかもしれない。
でもライトオンの投げ売り品とか、ユニクロの通常ラインの値下がり品の方が魅力的かもしれない。

そんな軽い感じで10月の3連休に突入して原稿を書きたいと思う。



一勝九敗 (新潮文庫)
柳井 正
新潮社
2006-03-28