ゴールデンウイークも終わったのだが、5月3日~5日まで久しぶりに3連休だった。
理由はこれと言って仕事がなかったからで、年始とお盆以外に3連休したのは何年ぶりだろうか。
年末年始とお盆は大掃除やら墓参りやら親戚廻りがあって3連休でも忙しい。
ダラーッとする時間がほとんどないが、この3連休はどうしようかとちょっと悩んだ。
それでも3日、4日は夕方に仕事関係の人と会う用事があったのだが、5日は暇である。

そこでふと、ガンダムのプラモデルでも5日に作ろうかと思ってネット通販を物色した。
実店舗より安い商品があればそれを買おうと思ったわけである。

あまりネット通販で物を買わないのでコツをつかむまで時間がかかったが、一番効率的なのは「価格コム」で調べることであると知った。
ちなみに価格コムでAmazonもヨドバシカメラもビックカメラも表示される。

あとは、価格の安い順から送料や配送日時の詳細を見て、最も安いところで買えば良いわけである。

欲しい物はたくさんあるが、価格が高すぎたり、商品が大きすぎたりするので迷っていると、ふと5年ほど前に発売されて買いそびれていたHGFCゴッドガンダムを思い出した。
定価は1890円である。これを価格コムで検索すると、取扱い通販サイトが10種類くらい表示された。

この商品に関していうと、最安値は1045円でAmazonだった。
しかし、Amazonは4月6日から2000円商品の買い物は送料無料を廃止しており、350円が必要となる。
送料を含めると1400円弱となる。

その次の次くらいにヨドバシカメラが上がっている。
価格は1150円であり、Amazonよりも100円強高い。
しかし、ヨドバシカメラは商品価格にかかわらず送料無料である。
送料を含めたAmazonよりも250円くらい安い。

そんなわけでヨドバシカメラで購入した。

価格コムで調べ始めたのが5月4日の午後11時半くらい。
ヨドバシカメラのサイトで購入したのが5月5日の午前12時過ぎである。

すると、5月5日の午後2時半ごろにHGFCゴッドガンダムが送られてきた。
脅威的な速さである。

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これは、後日に別途書いてみたいと思うが、Amazonでも違う商品を購入した。
2000円を越えていたので送料は無料である。
この商品が到着したのは5月6日の夕方である。
1日半かかった。1分1秒を争って使わねばならないような商品ではないのでそれでも十分だが、ヨドバシカメラの早さに比べると見劣りしてしまう。

もっともAmazonは有料会員を募集しており、年会費3900円を支払うと送料が無料で翌日配送になるが、自身のネット通販の使用頻度から考えると有料会員になることの意味が薄い。

ちょうど一年ほど前にヨドバシカメラのネット通販が急成長という記事があちこちに掲載されている。
例えば

ヨドバシ・ドット・コムが王者アマゾンを猛追 年商1000億円へ 驚異の成長力のヒミツは?
http://www.sankei.com/premium/news/150707/prm1507070002-n1.html

である。

実際に自分で利用してみてヨドバシカメラのネット通販の利便性が良くわかった。
実は4月末に初めてヨドバシカメラの通販を利用した。

カラープリンターのインクを買うためである。

純正品ではなく、安からという理由で互換商品を買った。
価格は500円くらいで、2つで1000円ちょっとだった。
Amazonなら送料が必要なので送料無料のヨドバシカメラを選んだのだが、送られてきた荷物の梱包が小さくて好感を持った。

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Amazonはとかく梱包が大げさすぎる。
文庫本一冊をデカい段ボールに入れて送ってくる。
まあ、安全対策から仕方がないのかもしれないが、捨てる方も大変である。
自宅近所の自治会で定期的に廃品回収があるのでそれに出しているが、Amazonを多用する人ならさぞかし段ボールが溜まって不便だろうと思う。
下手に捨てるとカネが必要になるから廃品回収に出すことにしている。

個人的にヨドバシカメラのネット通販の利点を挙げるとすると

1、送料無料
2、配送が早い
3、梱包がAmazonに比べて簡易

の3点である。

利便性が高いのでネット通販が急成長するのは納得できる。
梱包に関してはAmazonよりも利便性が高い。

Amazonやヨドバシカメラに限らずネット通販が成長したのは利便性が高いからである。
売り場として魅力があったとか、ブランド力があるとかそういう話ではない。
Amazonが不便になれば多くの消費者はほかのネット通販に移るだろう。
Amazonのブランド力を評価していますなんて消費者はほとんどいない。いるとしたらよほどの変態ではないか。

ヨドバシカメラも同じである。利便性がなくなればビックカメラでもジョーシンでも構わない。
ヨドバシカメラにブランド力を感じている変態なんてそんなに多くはいない。

これも後日に別途書いてみたいが、品揃えにおいてはヨドバシカメラはAmazonにまだまだ及ばない。
家電や電気製品、玩具類はあまり変わらないが、書籍やファッション商品などはまったく太刀打ちできない。

それにしても簡単に「オムニチャネルが」とか言う人が多いが、Amazonやヨドバシカメラにどう対抗するつもりだろうか。
利便性で言えばAmazonやヨドバシカメラに対抗はできないだろう。
資本力では完全に無理である。

品揃えで差別化と言ったって簡単ではない。
よほどのオリジナル商品でも作らない限りは、資本力のあるAmazonやヨドバシカメラはやすやすと同じ物を仕入れることができる。
同じ物なら人間は安い方、利便性が高い方の店で買う。

どうしてもわざわざ同じ物を高くて利便性が低い店で買いたいなんていう人はよほどの変わり者である。

ネット通販やオムニチャネルを魔法の杖のように現在の消費不振をなんでも解決してくれると思っている人が多いが、ネット通販も現実と変わらない。

資本力があって、価格が安くて利便性が高い店が多くの人に選ばれる。

じゃあ資本力がない店はどうするのか?という課題も実店舗と同じである。
そしてネット通販は草創期ではなく、すでに成熟期に入ろうとしている。今からネット通販に参入しようと考えているブランドやショップはよほどの創意工夫がないと実店舗以上に埋没してしまうだろう。

Amazonとヨドバシカメラを利用してみて改めてそのことを認識した。