今日もお気楽に。

先日、また破格値商品を買ったので、晒してしまう。
恒例の誰得企画である。

無印良品のあべのアンド店で、1000円(税込)に値下がりしていた合皮スエードのスリッポンシューズを買った。
最初に黒を買ったのだが、あまりに安いので後日、紺も買ってしまった。
写真だと上手く色が出ていないが、紺は本当はちょっと緑がかっている。
青緑みたいな感じに見える。

元値は5980円である。

写真 18

(黒のスリッポン)

写真 28

(紺のスリッポン)

1か月ぶりにあべのアンド店に行ってみたのだが、元々メンズがあった場所が大々的に子供服に変わっていた。
メンズは通路を挟んだ対面のコーナーにまとめられており、「メンズ服の需要って少ないのかな~?」ということを改めて痛感してしまった。

実は、筆者はスリッポン型の靴をこれまで履いたことがなかった。
今年の2月にJR天満駅前で999円で投げ売られていた紺色のスリッポンを買ってから、その快適性がわかったので、破格値商品を買い足したわけである。

それまでスリッポン型の靴(ローファーも含めて)を履かなかった理由は、オッサンが愛用している靴というイメージがあったからだ。

バブル期のオッサンはたしかにスリッポンをよく履いていた。愛用していたと言っても過言ではないだろう。
カジュアルフライデー時代には、チェック柄のゴルフスラックスに紺ブレ、スリッポン(ローファーも含めて)といういでたちのオッサンが町中にあふれていた。

その反発もあって、筆者はほとんどヒモ靴、もしくは面ファスナー(マジックテープのこと)の靴しか履いてこなかった。

ちなみにマジックテープの方が世間一般には分かり易いと思うが、これは商標なので、新聞が記事を書く際には一般名称として「面ファスナー」を用いる。
「クレラップ」や「サランラップ」が商標であり、一般名称としては書けないことと同じである。

スリッポンはたしかに着脱が楽である。
その着脱感は小学生、中学生のころの上靴を思い出した。
かつてのバブルオヤジたちがスリッポンを愛用したのは、アイビーテイストやらプレッピーやらの影響もあったのかもしれないが、最大の理由は着脱が楽だったからではないだろうか。
45歳のオッサン(初老の男)になった筆者はそう感じてしまった。

もともとこらえ性のない男だが、最近はとくにこらえ性がなくなり、加齢を実感している。

最近は快適さを追及した機能繊維使いや、機能面に特化したディテールの服がいろいろと発売されているが、それでもまだ「ファッション=我慢」みたいな部分は残っている。

この「我慢」が極度にできなくなってきた。

暑いなら冬でも夏服を着たいし(実際に11月下旬くらいまでは夏用スーツを着ている)、寒いなら春先でも冬物を着る。
汗っかきなので真夏に着るなら吸水速乾機能があって汗じみが目立たない服が望ましい。
冬なら軽くて暖かい服が良くて、いくらかっこよくても重くて硬いのは嫌である。

まあ、そんな感じである。

それとこれも加齢のせいなのかどうかはわからないが、トレンドを追求する熱意が極端に低下してきた。
もともとそれほどトレンド追求は熱心ではないが、さらにそうではなくなってきた。

とはいえ、シルエットがあまりに古臭い物は捨てるが、自分にとって似合わないトレンドを追いかけることはまるっきりなくなった。

そういえば、世間一般でもトレンド追求の熱意は一時期よりは落ちているのではないかと感じる。

この7年くらいはそこまで大きなトレンドもなかった。今春夏のガウチョパンツは久しぶりの大ヒットと呼べるのではないか。

それでもスキニーっぽいパンツを穿いている人も珍しくないし、いまだに花柄パンツを穿いている人もいる。
2005年前後に大流行したブーツカットジーンズを愛用したままの女性もチラホラと見かけるし、ピークアウトしたといわれているナチュラル系の着こなしをする人もいる。

10年くらい前までなら、そういう人たちを見て「あ、ちょっとトレンドに遅れてるな~」なんてことを感じていたのだが、今はあまりそうも思わなくなった。

そういう人たちはトレンド云々に関係なく、そういう物が好きなのだろうと思う。

ただ、筆者自体はトレンド追求の熱意がほとんどなくなっているからそう思うだけかもしれない。他の人は「トレンドに乗り遅れている」と感じるのかもしれない。

テレパシー能力者じゃないから他人の考えはわからない。

トレンドへの熱意がなくなったのは筆者の加齢によるものかもしれない。しかし、世間一般の人たちも同じような風潮なのだとしたら、新鮮なトレンドを提案し続けるブランドはますますビジネスがやりにくくなっているのではないだろうか。

そのあたりについて実際、現場にいる人はどのように感じておられるのだろうか?
意見や感想を教えてもらえれば幸いである。


 


もっと知りたい無印良品の収納
本多 さおり
KADOKAWA/メディアファクトリー
2014-09-05