毎年この時期になると最終処分値となったバーゲン品を買う。
店頭を見て回ると、夏物のめぼしかった物はあらかた売り切れており、残っているのはデザイン的にイマイチな商品と、デザインは良いが過剰に生産しすぎた商品くらいになっている。

前者はいくら安くなっても買わない。後者は買う。
後者のような作りすぎた商品は要らないという人もいるが、筆者は投げ売られているなら大歓迎である。

この時期の買い物でいつも迷うのが、「夏物を買うか、秋物を買うか」である。
秋物と言っても筆者の場合はプロパーではありえない。値下がりしている昨秋物か今春物である。

どうせ9月末、下手をしたら10月半ばまでは暑い。
夏物はあと2か月着られる。
一方で、9月末を越えると朝夕は涼しくなるから秋物(春物)を着用した方が良い場合もある。

まあ、物の良し悪しと価格とのバランスによって決めるのだが、この時期に夏物を買った年もあるし、秋物(春物)を買った年もある。

今年の8月は秋物(春物)を買ってしまった。
理由は格安だったからだ。
それと夏物で今年は目ぼしい物が残っていないという理由もある。

無印良品難波店で裏毛フルジップパーカと綿・シルク混のニットカーディガン、それと半袖無地VネックTシャツを買った。

無印良品の店舗を複数利用しているが、店舗によって最終処分価格が随分と違う。
「〇〇店限定価格」というのがよくある。

で、実際に2~3店舗回ってみると価格が異なる。
本当に〇〇店限定なのである。

そんなわけで難波店限定価格に出くわした。

綿裏起毛フルジップパーカは定価3980円が1500円に下がっていて、さらにレジで20%引きだったので1200円(税込)で購入できた。
綿100%でベトナム製。
写真ではわかりづらいが、杢調のスカイブルーである。
だから青みがかった杢グレーにも見える。
これなら杢グレーの代わりに着用できるのではないかと思って買った。

写真 36

実際の生地を拡大するとこんな感じで、杢スカイブルーになっている。
通常のペタっとしたブルーに染めるよりも製造費は高い。

写真66

(生地のアップ)

綿シルク混ニットカーディガンは定価4980円がなんと1000円に値下がりしており、さらにレジにて20%オフで800円(税込)で購入できた。ヤター。
綿78%・シルク22%でタイ製。

写真 27

ついで買いしたのが綿Vネック半袖Tシャツ。
定価1000円が半額の500円に下がっており、さらにレジで20%オフされて400円になった。
綿100%でベトナム製だ。

写真 16

3点合計で2400円(税込)である。
価格的には大満足である。
Tシャツは正直要らないかなとも思ったが、安かったことと、寝間着や部屋着代わりに使えるのではないかと思って買った。

見てお分かりのようにすべてブルー系だ。
理由はそれしか残っていなかったからである。
Tシャツとカーディガンはこの色しか残っていなかった。

パーカはくすんだピンクと黄色っぽい茶色とこの色の3色が残っていたが、杢グレーにちかい色としてコーディネイト幅が広そうなこの杢ブルーを選んだ。
しかし、一番たくさん枚数が残っていたのもこの杢ブルーだ。
意外に不人気だったのか、製造量が多すぎたのか。

お得な買い物だったと喜んではいるが、カーディガンとパーカを着用するのはまだまだ先である。
とくにパーカなんて10月下旬か11月ぐらいからしか着用しないだろう。
随分と季節を先取りしたものである。

それにしても夏物の着用時期は長い。
5月から10月半ばまで着用できる。
個人差はあるが、スーツやジャケット類なら夏物は11月下旬くらいまで着用できる。
業界新聞時代にお世話になった某肌着メーカーの広報の男性がいる。
もう何年も前に定年退職されたが、現役時代に「ぼくは暑いのが苦手だから5月から12月20日ごろまで夏用のスーツを着用しているよ」とおっしゃっていた。

筆者も似たような着用をしている。
さすがに12月に入ると冬服を着ているが、だいたいいつも11月のどこかで急に寒波が襲来して、それを機会に衣替えをしている。それまでは夏服を着ている。

なんだかんだといって、日本の夏は長い。
5月から10月下旬までの6か月は夏服で過ごす。
筆者の体質だと春物の着用期間は3月・4月の2か月間、夏物は6か月間、秋物は10月下旬から11月末までの1か月間、冬物は12月から2月までの3か月間という着用バランスになっている。

正確には、半袖Tシャツに長袖シャツを羽織るという中間的着こなしの時期もあるし、春物・秋物の綿セーターの上に薄手のダウンジャケットを羽織ることもあるが、大雑把にはそういう着用期間である。

となると、各社は夏物や半袖アイテムをもっと強化した方が良いのではないか。

とくに気温に対して消費が実需型になっているといわれているならそうすべきではないか。
四季を四等分するような季節MDは廃止すべきではないか。